こんな疑問をお持ちの方に向けた記事になっております。
筆者は、1年ほど保育バイトの経験があり、0~5歳、一番上の年だと6年生のお世話もしてきました。
この記事では、保育アルバイトのリアルな現場や仕事内容などについて詳しくまとめております。
3分ほど、お付き合いいただければ、自分が保育バイトに合うか合わないか、しっかりとした判断ができます(^^)
目次
保育バイトの主な仕事内容【0~1歳】

まだ歩くこともままならない乳幼児から、よちよち歩きの子供が0~1歳にあたあります。
これだけ幼いと、「危ない」というのが感覚的に分からないので、おもりの際には注意が必要。
おもつの交換
基本的に3歳くらいまでの子供には、おむつ交換が必要です。
慣れるまで少し大変ですが、慣れてしまうとすぐに交換ができるようになります。
いくつかのコツがあるので、そこは現場にいる先生に聞きながら学ぶと良いでしょう。
最初は、結構手間取ります(笑)
お食事(ミルク)
ミルクをあげるタイミングや、量などは先生が教えてくれるので難しい仕事ではありません。
口元にそえて、少し傾けてあげるとガブガブ飲んでくれます。
たまに、飲みながら寝てしまう子がいるのですが、めちゃ可愛いです。
小さい子供って食事しながら寝ちゃうんですよね(*‘∀‘)
保育バイトの主な仕事内容【2~5歳】

2歳からは、走るし喋るので、仕事内容は大きくは変わりません。
ただ、勉強の内容や遊び方が微妙に違います。
勉強内容に関しては、保育園のカリキュラムがあるはずなので、それのサポートをすればOK。
遊びに関しては、最初はサポートしてるだけなんですが、たまに先生が全振りしてくることもあります。
まぁ、そこは保育園によりけりでしょうか。
それでは、仕事内容を以下で見ていきましょう。
一緒に遊ぶ
一見、簡単なようですが、割とそんなことはないです。
子供は遊ぶのが仕事なので、ほとんどの時間がこの時間に当てられます。
黙々とレゴでドラゴンとかを作ってくれていれば良いのですが、当然そんなワケはなく、もう事あるごとにケンカします(笑)
「○○くんがおもちゃをとった」
「○○くんがおもちゃを投げてきた」
ケンカが起きると、仲裁して、悪いことをした子供を𠮟らなければいけません。
これが難しい、、、。
怒り方が弱いと反省しないし、強すぎてもギャン泣きしてトラウマを植え付けてしまう可能性だってあります。
とくに男の先生の場合は、この塩梅が難しいのではないでしょうか。
怒り方についても、ベテランの先生によく教わりましょう。
なるべく、子供と同じ目線になるといいかもです。何かを書いたり作っていたりしたら、「何つくってるの?」と聞いてあげて「じゃあ、先生もつくろうかな」みたいな感じで接すると自然に仲良くなれます。
ご飯を食べさせてあげる
これは、主に1~3歳の子供です。
3歳にもなってくると自分で食べれる子供もいるのですが、基本的には先生が食べさせてあげます。
ガンガン食べる子供と、全然食べない子供がいるのですが、おそらくこの差は、「食事はしなければいけないもの」と思っている子供と「食事は美味しいもの」と思っている子供の差なんだと思っています。
前者の子供は、お米とお茶でジャブジャブして遊び始めますからね…(笑)
絵本の読みかかせ
バイト始めたての時にいきなり「クラスの子みんなに絵本読んであげてね」ってなるとハードル高いですが、最初は遊びの時間のときに子供たちが「これ読んで~」っと絵本をもってくるので練習ができます。
そこから徐々になれてくると、大人数の前でも読めるようになります。
それでもやっぱり先生には敵いません(笑)
先生は経験している場数が違うので、子供たちと一緒にみて勉強しましょう。
事務作業
子供たちのお昼寝時間中や、夜間保育で子供が少なくなった時なんかに作業します。
作業内容は、子供たちの日報だったり、お遊戯会でつかう衣装の作成など割といっぱいあります。
子供が起きている間は、ずっと子供の相手をしなければいけないので、作業が溜まってしまうのかも。
保育バイトに向いている人、向いていない人

僕がバイトしていた1年の中で、すぐに辞めた人もいれば、僕より長い期間バイトしていた人もいます。
保育バイトを楽しくできる人、続られる人。
保育バイトを楽しめられない人、途中で辞めちゃう人。
両者でいくつかの特徴があったので、以下にまとめます。
保育バイトに向いている人
こんな感じ↓
- 子供がかわいくてしょうがない
- 子供が相手なら、何をされても怒らない
- 女社会の現場でも上手くやれる
- 羞恥心とプライドがあまり無い
- 潔癖症ではない
結論、子供が好きで可愛くてしょうがないって人だと、大抵何があっても我慢できます。
正直、子供が相手でもイラっとすることもありますが、根本的に「好き」であれば、サラッと水に流せるので、ストレスにはなりません。
逆に、「男の子は好きだけど、女の子は苦手だなぁ」みたいな方だと恐らくしんどいです。
ちょっとでも苦手意識をみせると、子供は敏感にそれを察知するので、コミュニケーションがうまく取れなくなります。
子供は、かわいいですが、本当にやっかいです(笑)
保育バイトに向かない人
こんな感じ↓
- 子供はどっちかというと好き
- どうせバイトやるなら稼ぎたい
- 潔癖症である
- 長時間子供の相手はできない
- 羞恥心が強く、プライドが高い
「子供はどちらかというと好き」くらいでは、ちょっと危ないです。
「もう可愛くてしょうがない」くらいでようやく続けられるというくらいハードだと思った方がいいです。
あと、稼ぎたいと思っている人にはあまり向きません。
ご存知の通り、保育士さんの平均年収は312万円で離職が絶たないという世界です。
たかがバイトに払える時給なんてしれているので、稼ぎたい人は、別のバイトを探すのがおすすめ。
僕が経験してきた、すき家とかカラオケとかは結構稼げますヨ。
【バイトしたらこんな感じ】子供たちとのエピソード1

お子さんを預かるとは、命を預かるということ。
つまり、バイト中、なにより気を付けることは子供たちの身の安全です。
こんな思いとは裏腹に、子供たちはキャッキャ笑いながら、小さな部屋を縦横無尽に走り回ります。
走っている子供同士がゴッツンコなんてことはよくあるのですが、僕が一番ヒヤっとした体験はそんなものではありませんでした。
それは僕が、まだ2歳くらいの子供と座ってレゴで遊んでいたときのことです。
いつもヤンチャで先生を困らせるケンちゃんという男の子がいるのですが、その日もケンちゃんは片手におもちゃを持って、部屋の中を走り回っていました。
ヒヤリとした瞬間は突然訪れます。
なんと、僕が座っているときに、僕の頭上からケンちゃんが降ってきたのです、、、
ケンちゃんの頭に地面が付く寸前、とっさにキャッチできたから良かったものの、あのまま地面に落ちていたら大惨事だったでしょう。
「なにしてたの?」と聞くと、笑いながら「とび箱!」と言って、ケンちゃんはまた走りだしました。
多分、僕をとび箱のように越えようとして、着地に失敗したんだと思います、、
幼い子供ほど、危険察知能力が低いので、本当に注意が必要です(^^;)
【バイトしたらこんな感じ】子供たちとのエピソード2

やんちゃで大人を困らせる子供も多いですが、「やっぱり子供は可愛い!」となったエピソードをご紹介。
それは、まだ3歳になったばかりのゆうと君について(^_^*)
ゆうと君は男の子なんですが、男の先生が大好きというちょっと変わった子で、僕の顔を見るといつもニッコリと笑って、膝のあたりにギューッと抱きついてくれていました。
ママのお迎えが遅く、たまに2人で遊んだりもしていたので、よくなついてくれていました。
そして、僕の大学卒業が近付き、保育園でバイトする最後の日、その日もゆうと君と2人でした。
2人で遊んでいると別の部屋から他の先生がやってきました。
そして先生が、ゆうと君に「四太郎先生はね、今日でバイバイなんだよ」と言うと、ゆうと君は「いやだーーー‼︎」と泣き始めたのです。
恐らく、意味自体はしっかりと把握してなかったと思うのですが、「バイバイ」というワードで察知したのかもしれません。
その後あまりに泣くので、僕ももらい泣きしちゃったというエピソードでした(笑)
もう本当に可愛い(*‘ω‘ *)
まとめ
資格がなくてもすぐに始められるバイトなので、保育の経験が無くてもオッケー。
ただ、あまり時給は高くないので、他のバイトとの掛け持ちなどがおすすめ。
子供好きには、たまらないバイトなので、この記事を読んで「良いかも!」と思った方は是非挑戦してみてくださいね。